STORESとは?特徴・料金プラン・機能を徹底解説

STORESは最短2分でネットショップを開設できる簡単さが魅力の通販システムです。

初期費用・月額無料のフリープランがあり、初心者でも使いやすい操作性と多様な決済方法に対応しています。「Just for Fun」をミッションに掲げ、こだわりや情熱、たのしみで駆動される経済の発展をサポートするSTORESは、個人事業者から中規模企業まで幅広いビジネスに最適なECプラットフォームです。

運営会社のSTORES株式会社は、ネットショップ開設だけでなく、POSレジ、キャッシュレス決済、オンライン予約システム、アプリ作成など、お店のデジタル化を総合的に支援するサービスを提供しています。

STORESの特徴とは?

STORESは、初心者でも簡単に使えるネットショップ作成サービスです。専門知識がなくても直感的な操作でショップを立ち上げられ、さまざまな決済方法に対応しています。Googleと連携した集客機能も備えており、売上拡大を支援します。また、全サービスにSSL化を実施するなど、セキュリティ対策も万全です。初期費用無料で始められるため、リスクを抑えてECビジネスに参入できる点も魅力です。

運用のしやすさ

STORESの最大の特徴は、EC初心者でも手軽にショップを開設できる操作性です。専門知識がなくても簡単に商品登録やページのカスタマイズが可能で、管理画面はシンプルかつ直感的なデザインになっています。これにより時間をかけずにショップ運営を始められるため、ITスキルに自信がない事業者にも最適です。

最短2分でショップを開業できる簡単さが魅力で、アカウント作成画面にメールアドレスとパスワードを入力するだけで登録が完了します。商品の登録も直感的な操作で行え、在庫管理や価格設定なども簡単に設定できます。

また、デザインテンプレートも豊富に用意されているため、プログラミングやデザインのスキルがなくても、見栄えの良いネットショップを作ることができます。

ユーザーの使いやすさ

STORESは購入者側の利便性も考慮されています。ゲスト購入でネットショップに会員登録をせずに買い物ができる機能や、会員登録すれば個人情報の再入力が不要でリピート購入がしやすくなる機能が備わっています。これらの機能により、顧客は快適なショッピング体験ができ、購入のハードルが下がります。

多様な決済方法に対応しているため、顧客は自分の好みの支払い方法を選ぶことができます。クレジットカードだけでなく、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、PayPayなどの電子マネーにも対応しており、購入者の利便性を高めています。

さらに、ショップごとに独自の会員が持てる「顧客管理機能」により、リピーターの育成や顧客とのコミュニケーションが円滑になります。これにより、顧客満足度の向上やリピート率の上昇が期待できます。

集客に役立つ機能

STORESは「Google で集客」機能を提供しており、ネットショップへの集客を増やし、売上拡大を支援しています。この機能を経由した商品の注文数は堅調に増加し、前年同月対比で月間注文数が約5倍に伸長しました。従来のSNSなどではリーチできなかった新しい顧客との接点を設けることができ、多様な商品を扱う事業者にとって強力なマーケティングツールになっています。

この機能を活用することで、アパレル・インテリア・食品などの多様な商品を扱う事業者が新規顧客の獲得に成功しています。特にアパレル業種ストアでの購入者数が最も多く、日用品・生活雑貨、玩具・ホビー、食品業種が続いています。

また、スタンダードプランではアクセス解析機能も利用できるため、訪問者の行動パターンや人気商品の把握が可能になり、効果的なマーケティング戦略の立案に役立ちます。

セキュリティ対策

STORESは全サービスにSSL化を実施し、データを暗号化しています。これにより、個人情報やクレジットカード情報の安全が保証されます。SSL未導入サイトと比較し、STORESではデータ保護が格段に向上しています。この対策は、利用者の信頼を得る上で重要です。

また、SLA(サービスレベルアグリーメント)に加入し、サービスの品質や責任範囲を明確にしています。これにより、サービス提供に関する保証が明確化され、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。

さらに、情報漏洩対策としてファイヤーウォールで保護されたサーバーを使用しており、高度なセキュリティ体制を構築しています。これにより個人情報の安全性が高まり、顧客データの保護が強化されています。

STORESの詳細とは?

項目詳細
月額フリープラン:0円
スタンダードプラン:3,480円(年払いで2,980円)
初期費用無料
IT導入補助金の利用○(STORES予約のライトプラン、スタンダードプラン、プラチナプラン)
ユーザーができる決済方法・クレジットカード
・銀行振込
・コンビニ決済
・キャリア決済
・あと払い(ペイディ)
・PayPal
・PayPay残高
・楽天ペイ
・代引き(スタンダードプランのみ)
・AmazonPay(スタンダードプランのみ)
主な機能・最短2分でのショップ開設
・直感的な操作性
・豊富なデザインテンプレート
・商品登録無制限
・Google で集客機能
・顧客管理機能
・アクセス解析(スタンダードプランのみ)
・独自ドメイン(スタンダードプランのみ)
連携可能なPOSSTORESの自社POSレジと連携可能

STORESのプランごとの特徴

STORESには主に「フリープラン」と「スタンダードプラン(ネットショップベーシックプラン)」の2つのプランがあります。各プランの特徴や機能の違いを理解し、自社のビジネスに最適なプランを選択することが重要です。以下の表で両プランの違いを比較しましょう。

機能/項目フリープランスタンダードプラン
月額料金0円3,480円(年払いで2,980円)
決済手数料5.0%3.6%
アイテム画像数1アイテム15件1アイテム30件
代引き×
Amazon Pay×
決済手段カスタマイズ×
アイテム動画埋め込み×
ニュース動画埋め込み×
品番管理×
在庫数CSV一括更新×
送り状CSV出力×
アイテム一括削除×
配送日指定×
非公開文言カスタマイズ×
アイテム限定公開×
アクセス解析×
独自ドメイン×
サービスロゴ非表示×

フリープランの特徴

フリープランは月額料金が0円で、決済手数料が5.0%のプランです。初期コストをかけずにネットショップを始めたい方や、まだ売上が安定していない方に最適です。商品登録数は無制限で、基本的なECサイト機能が利用できます。

8種類の決済方法(クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、PayPal、あと払い、楽天ペイ、PayPay残高)に対応しているため、一般的な決済ニーズには十分対応できます。これだけの決済方法が無料プランで利用できるのは、STORESの大きな魅力です。

1ヶ月の売上が約20万円以下であれば、フリープランの方がコスト面で有利です。特に、ネットショップを初めて運営する方や、副業としてネットショップを始める方におすすめです。リスクを最小限に抑えながら、本格的なネットショップを運営したい方に適しています。

また、フリープランでもアイテム数を無制限に登録できるため、多数の商品を扱う場合でも問題なく利用できます。ただし、1アイテムあたりの画像数は15件までという制限があります。

スタンダードプランの特徴

スタンダードプラン(ネットショップベーシックプラン)は月額3,480円(年払いで2,980円)、決済手数料3.6%のプランです。フリープランよりも多くの機能が利用でき、より本格的なネットショップ運営が可能になります。

特に、代引きやAmazon Payといった追加の決済方法、商品管理の効率化機能(在庫数CSV一括更新、送り状CSV出力など)、マーケティングに役立つアクセス解析機能が利用できる点が魅力です。これらの機能により、運営の効率化や売上の分析が容易になります。

1ヶ月の売上が約20万円を超える場合は、スタンダードプランの方がコスト面で有利になります。具体的には、年払い(月額2,980円)なら約21.3万円以上、月払い(月額3,480円)なら約25万円以上の月商があれば、スタンダードプランの方がお得になる計算です。

本格的にネットショップを運営する事業者や、すでに実店舗があり、オンライン販売を強化したい事業者におすすめです。独自ドメインの利用やサービスロゴの非表示など、ブランディングを重視する方にも適しています。

さらに、アイテム動画埋め込みやニュース動画埋め込み機能を活用することで、商品の魅力をより効果的に伝えることができます。配送日指定機能やアイテム限定公開機能など、顧客サービスを向上させる機能も充実しています。

STORESを導入する際の注意点

売上規模に応じたプラン選択

STORESを導入する際は、まず自社の売上規模や目標に合わせたプラン選択が重要です。月商20万円以下であれば確実にフリープランの方がお得ですが、売上増加に伴いスタンダードプランの方が有利になる可能性があります。

フリープランからスタンダードプランへのプラン変更はいつでも可能なので、最初はフリープランから始めて、売上状況を見ながら検討するのが賢明です。無理にスタンダードプランを選択して固定費が増えるよりも、段階的にアップグレードしていく方が経営リスクを抑えられます。

また、決済手数料の違い(フリープラン:5.0%、スタンダードプラン:3.6%)を考慮した損益計算も重要です。ただし、月額料金とのバランスを考える必要があり、単純に決済手数料だけで判断するのは避けましょう。

機能制限の把握

フリープランでは、送り状CSV出力やアクセス解析などの機能が使えないため、ビジネスの成長に伴っては物流管理や集客分析に制約が生じる可能性があります。導入前に、自社のビジネスプロセスに必要な機能を洗い出し、各プランの機能制限をしっかり把握しておくことが重要です。

特に在庫管理や配送業務の効率化を重視する場合は、機能制限による影響を検討する必要があります。例えば、注文数が増えてくると送り状CSV出力機能の有無が作業効率に大きく影響します。

また、フリープランでは1アイテムあたりの画像数が15件までという制限があるため、多くの角度から商品を見せたい場合や、サイズやカラーバリエーションが豊富な商品を扱う場合は注意が必要です。

セキュリティ対策の確認

STORESはSSL化やファイヤーウォールなどのセキュリティ対策を実施していますが、自社側でも適切なアカウント管理やパスワード設定など、基本的なセキュリティ対策を怠らないことが重要です。

特に複数のスタッフでショップ管理を行う場合は、アクセス権限の適切な設定や定期的なパスワード変更などのセキュリティポリシーを策定しておくと安心です。管理者アカウントの情報は厳重に管理し、退職者がいる場合はすみやかにアクセス権を削除するなどの対応も必要になります。

また、クレジットカード情報や顧客の個人情報を扱うため、プライバシーポリシーの作成・掲載も忘れずに行いましょう。法的な観点からも、個人情報の取り扱いに関する方針を明確にしておくことが重要です。

導入後のサポート体制の確認

STORESを導入した後のサポート体制についても事前に確認しておくことが重要です。技術的なトラブルが発生した場合や、システムの使い方で不明点が出てきた場合にどのようなサポートが受けられるのか、サポートの対応時間や連絡方法などを把握しておくと安心です。

また、STORES Magazineというサービスがあり、ネットショップ運営の疑問解消に役立つコンテンツが提供されています。このような情報源を活用して、自己解決できる範囲を広げておくことも効率的な運用につながります。

IT導入補助金の活用検討

STORES予約サービスは「IT導入補助金2022」の対象ツールに認定されています。予約システムの導入を検討している場合は、この補助金制度を活用することで、通常よりも少ない負担金額でシステムを導入できる可能性があります。

対象プランはライトプラン、スタンダードプラン、プラチナプランで、申請条件を満たした中小企業・小規模事業者は補助金を受けられます。IT導入補助金の申請手続きはやや複雑ですが、STORES株式会社はIT導入補助金申請事業者「ベストプランナー合同会社」と業務提携し、補助金申請サポートも可能となっています。

このような支援制度を活用して、より効率的かつ経済的にシステム導入を進めることも検討しましょう。

まとめ

STORESは最短2分でネットショップを開設できる手軽さと、初心者にも使いやすい操作性が特徴の通販システムです。初期費用無料、月額料金0円のフリープランから始められるため、リスクを最小限に抑えながらネットショップ運営に挑戦できます。「Google で集客」機能やSNS連携など、集客に役立つ機能も充実しており、効果的なマーケティング活動を展開できます。

プランは主にフリープランとスタンダードプランの2種類があり、月商20万円を基準に選択するのが効率的です。フリープランは初期コストなしで始められる点が魅力ですが、機能制限もあるため、ビジネスの成長に合わせてスタンダードプランへのアップグレードも検討するとよいでしょう。

セキュリティ面では、SSL化やファイヤーウォールによる保護など、顧客情報を守るための対策が講じられています。また、STORES予約サービスはIT導入補助金の対象ツールにも認定されており、条件を満たせば補助金を活用したシステム導入も可能です。

STORES株式会社は「Just for Fun」をミッションに掲げ、こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済の発展に寄与することを目指しています。中小規模の店舗を運営する方々向けに、ネットショップだけでなく、POSレジ、キャッシュレス決済、オンライン予約システム、アプリ開発など、お店のデジタル化を総合的に支援するサービスを展開しています。

通販システムの導入・入れ替えを検討している方は、STORESの使いやすさと機能性、コストパフォーマンスを評価し、自社のビジネスに最適なプランを選択してみてはいかがでしょうか。初期費用無料で始められるため、まずはフリープランで試してみることをおすすめします。

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