リアレジは株式会社ビジコムが提供するクラウド型POSレジシステムです。タブレットやスマホ、PC、決済端末など様々なデバイスで利用できる点が特徴で、小売店から飲食店、クリニックまで幅広い業種で活用されています。マルチOS(Windows、iOS、Android)に対応しているため、既存の端末を活用してすぐに始められます。料金体系は従量課金制(1明細1円)と月額制から選べ、初期費用を抑えつつ柔軟な運用が可能です。自動釣銭機と連携したセルフレジや、キャッシュレス決済にも対応しているため、現代の多様な決済ニーズにも応えられるシステムとなっています。
リアレジの特徴とは?
リアレジの大きな特徴は、様々なデバイスで利用できるマルチOS対応のクラウドPOSである点です。iPadやWindowsタブレット、スマホなど既存の端末を活用できるため、専用のPOS端末を新たに購入する必要がありません。自動釣銭機と連動してセルフレジや券売機としても使用でき、運用方法の幅が広がります。クレジットカードやQRコード決済など多様な決済方法に対応し、特にSquareターミナルと連携することで、決済代金が最短翌営業日に入金される迅速さも魅力です。
様々な用途で活用ができる
リアレジはマルチOS(Windows、iOS、Android)に対応しているため、様々な端末で活用できます。タブレットやスマホでPOSレジとして使用するだけでなく、自動釣銭機との連携によるセルフレジや、大型ディスプレイを活用した券売機としての利用も可能です。クラウド型のため、店舗の売上データをリアルタイムで確認できる点も経営管理に役立ちます。また、店舗の規模や業種に合わせて柔軟な拡張が可能で、バーコードリーダーやレシートプリンターなどの周辺機器と組み合わせることで、より効率的な運用を実現できます。小規模店舗から複数店舗を展開するチェーン店まで、幅広いニーズに対応できる汎用性の高さが特徴です。
セルフレジや券売機タイプにすることができる
リアレジは自動釣銭機と連携することで、セルフレジやセミセルフレジとして活用できます。お客様側に自動釣銭機を向けたセルフレジ運用により、店員の負担軽減や接客時間の短縮が可能になります。
また、BigTouchなどの大型タッチパネルを使用した券売機としての運用もできるため、飲食店などでの前会計に活用できます。券売機機能では、お客様が商品を選んで注文から会計まで行うことができ、キッチンモニターやプリンターとの連携で注文情報をすぐに厨房に伝達可能です。
さらに、モバイルオーダー機能を活用すれば、お客様が自分のスマホからQRコードを読み取って注文できるシステムも構築できます。これにより、人手不足の解消や感染症対策にも効果的で、現代の飲食店経営に求められる多様なニーズに応えられます。
入金サイクルが短いSquare決済と連携が可能
リアレジの大きな強みの一つは、Square決済システムとの連携が可能な点です。Squareターミナルを利用することで、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済をスムーズに処理できます。決済手数料はVisa、Mastercard等が2.5%、JCB等が3.25%と明確で、毎月の固定費用は発生しません。
最大の魅力は決済代金の入金サイクルの短さで、みずほ銀行・三井住友銀行の場合、最短で翌営業日に売上が入金されます。その他の金融機関でも週1回(水曜日締め金曜日振込)の入金があるため、資金繰りの改善につながります。また、POSレジと連動することで販売金額をSquareターミナルに自動で受け渡すことができ、金額の二度打ちが不要になる点も業務効率化に寄与します。申込から利用開始までの期間も短く、数日で決済受付を開始できる手軽さも魅力です。
リアレジはどんな業界におすすめ?
リアレジは多様な業種に対応していますが、特に小売店や飲食店での利用に大きなメリットがあります。小売店ではバーコードリーダーとの連携で商品管理がスムーズになり、NON-PLUバーコード対応で量り売り商品も扱えます。飲食店では券売機機能やキッチンモニター連携により、注文から調理指示までの流れを効率化できます。また、クリニックや自治体窓口など金額が都度変わるケースにも対応可能です。インバウンド対応の免税販売機能も備えており、外国人観光客の多い店舗にも最適です。
小売店におすすめのリアレジ
小売店でのリアレジ活用は多くのメリットをもたらします。バーコードリーダーとの連携により、商品の呼び出しや会計がスピーディに行えるほか、NON-PLUバーコードにも対応しているため、量り売りなど同一商品でも販売金額が異なるケースにも柔軟に対応できます。在庫管理機能により商品の在庫状況をリアルタイムで把握できるため、適切な在庫管理が可能になります。
さらに、クラウド上で販売データを一元管理できるため、売れ筋商品の分析や在庫の把握が容易になります。免税販売機能を活用すれば、外国人観光客向けの免税手続きもスムーズに行え、インバウンド需要の取り込みも可能です。また、多様な決済方法に対応していることで、お客様の利便性向上にもつながります。小規模店舗でも導入しやすい料金体系となっており、従量課金制であれば使った分だけの支払いで済むため、季節変動のある商品を扱う店舗にも適しています。
飲食店におすすめのリアレジ
飲食店でリアレジを活用する最大のメリットは、注文から調理、会計までの一連の流れを効率化できる点です。タッチパネルでの直感的な操作により、スタッフの教育コストを抑えながらスムーズな注文処理が可能になります。キッチンプリンターやモニターとの連携機能を使えば、注文情報をリアルタイムで厨房に伝えることができ、注文ミスの削減にもつながります。
また、BigTouchを使った券売機としての活用も可能で、お客様自身が商品を選んで注文・会計できるシステムを構築できます。これにより、混雑時の人員配置の最適化や待ち時間短縮が実現します。
さらに、モバイルオーダー機能を活用すれば、お客様が自分のスマホからQRコードを読み取って注文するシステムも導入可能です。事前決済にも対応しているため、料金回収の手間を省き、効率的な運営ができます。多様な決済方法に対応していることで、キャッシュレス決済を好む顧客層の取り込みにも効果的です。チェーン店では複数店舗の売上管理も一元化でき、経営判断に役立つデータを簡単に取得できます。
クリニックにおすすめのリアレジ
クリニックなど医療機関でのリアレジ活用は、診療費や自費診療など金額が都度変わるケースに柔軟に対応できる点が大きなメリットです。NON-PLU機能により、同じ診療内容でも患者ごとに金額が異なる場合でも対応可能です。
また、操作性がシンプルで直感的なため、医療事務スタッフが短時間で操作方法を習得できます。インボイス(適格簡易請求書)の発行にも対応しているため、請求書発行業務もスムーズに行えます。キャッシュレス決済の連携により、患者の支払い方法の選択肢を増やすことができ、会計時の利便性が向上します。クラウド型のため診療データを一元管理でき、患者情報との連携も容易になります。
さらに、複数の診療科や分院がある場合でも、全体の売上管理や分析を効率的に行うことができます。医療機関特有の繁忙期や時間帯の変動にも、従量課金制を選べば使用量に応じた料金設定となるため、コスト効率の良い運用が可能です。セキュリティ面でもクラウド管理によるデータバックアップが可能なため、診療記録の安全な保管にも貢献します。
リアレジの詳細とは?
リアレジの詳細情報を以下の表にまとめました。クラウド型POSレジとしての基本機能に加え、様々な端末での利用や多様な決済方法への対応など、現代の店舗運営に必要な機能を網羅しています。料金プランも複数用意されており、店舗の規模や運用方法に合わせて最適なプランを選択できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
月額 | ・月額4,180円(初月無料、ステラマーケット版) ・従量課金制(1明細1円) |
初期費用 | ・アカウント登録無料 ・ハードウェア費用は別途必要 |
IT導入補助金 | 要問い合わせ |
インバウンド対応 | あり(免税販売機能、Visit Japan Web対応) |
連携可能なキャッシュレス決済 | ・Square(クレジットカード、電子マネー) ・Univapay(QRコード決済:d払い、PayPay、merPay、auPay、楽天Payなど) |
連携可能な周辺機器 | ・レシートプリンター ・バーコードリーダー ・キャッシュドロア ・自動釣銭機 ・キッチンモニター ・キッチンプリンター |
OS対応 | Windows、iOS、Android |
特徴的な機能 | ・マルチデバイス対応 ・券売機機能 ・モバイルオーダー対応 ・セルフレジ/セミセルフレジ対応 ・店舗間データ連携 ・売上分析機能 ・インボイス発行対応 |
リアレジの業界ごとの注意事項
業界によってPOSレジに求められる機能や注意点は異なります。ここでは、飲食店、小売店、クリニックなど主要な業界別にリアレジを活用する際の注意事項や特徴を解説します。業種特有のニーズに対応する機能や運用方法について理解を深めることで、より効果的な導入が可能になります。
飲食店の場合
飲食店でリアレジを活用する際は、キッチンとの連携機能を十分に活用すると効率的です。注文情報をリアルタイムでキッチンプリンターやモニターに送ることで、スタッフ間の伝達ミスを減らし、オペレーションをスムーズにできます。また、モバイルオーダー機能を活用すれば、お客様が自分のスマホから直接注文できるシステムを構築でき、混雑時の対応力が向上します。自動釣銭機と連携したセミセルフレジや券売機としての活用も効果的で、人手不足の解消につながります。
営業中はインターネット接続が安定していることが重要なため、バックアップ回線の確保も検討すべきです。また、テイクアウトとイートインで税率が異なる場合の設定も正確に行う必要があります。注文内容の修正や分割会計にも対応できるため、日常的な運用方法をスタッフに十分に教育することでトラブルを防げます。
小売店の場合
小売店でリアレジを導入する際は、商品マスタの適切な設定が重要です。バーコード対応商品はもちろん、量り売りなど価格が変動する商品も扱える点がリアレジの強みですが、事前にNON-PLU機能の設定を確認しておくことが必要です。
また、在庫管理機能を活用する場合は、初期在庫数の正確な入力と定期的な棚卸作業を行うことで、システム上の在庫と実際の在庫の乖離を防げます。インバウンド対応として免税販売機能を活用する場合は、Visit Japan Webサービスの免税QRコードの読み取り方法を事前に確認しておくと良いでしょう。多様な決済方法に対応している点も活用し、クレジットカードやQRコード決済の連携設定をしっかり行っておくことで、会計業務がスムーズになります。
さらに、商品の返品や交換が発生した際の操作方法も事前に習得しておくと、顧客対応がスムーズになります。クラウド型のため、インターネット環境が不安定な場合のバックアップ対策も考慮すべきポイントです。
クリニックの場合
クリニックでリアレジを導入する際は、診療費や自費診療など患者ごとに金額が異なる場合の対応方法を事前に確認しておくことが重要です。NON-PLU機能を使いこなすことで、柔軟な金額設定が可能になります。
また、保険診療と自費診療の区分けを明確にし、それぞれに適した商品設定を行うことで会計業務が効率化されます。インボイス対応の請求書発行機能も活用し、企業健診や企業向け請求書の発行をスムーズに行うことができます。患者情報との連携を考慮する場合は、個人情報保護の観点からセキュリティ設定を徹底することが必須です。
さらに、診療内容によって適用される税率が異なる場合があるため、税率設定も正確に行う必要があります。クリニックでは待ち時間の短縮も重要な課題となるため、キャッシュレス決済との連携や自動釣銭機の活用を検討すると良いでしょう。クラウド型のため診療データをオンライン管理できますが、通信障害時のバックアップ体制も考慮しておくことが望ましいです。
まとめ
リアレジは多様なデバイスで利用できるクラウド型POSレジシステムとして、小売店、飲食店、クリニックなど幅広い業種で活用できる柔軟性が最大の特徴です。マルチOS対応によりiPadやWindowsタブレット、スマホなど既存の端末を活用でき、初期投資を抑えることができます。料金プランは従量課金制(1明細1円)と月額制から選べるため、店舗の規模や運用状況に合わせた最適な選択が可能です。
自動釣銭機との連携によるセルフレジ・セミセルフレジ機能や、券売機としての活用など様々な運用方法に対応している点も魅力的です。また、Square決済との連携により、最短翌営業日という迅速な入金サイクルを実現し、資金繰りの改善にも貢献します。
インバウンド対応の免税販売機能やインボイス発行機能など、現代の店舗運営に必要な機能も充実しています。クラウド型のため複数店舗の管理や売上分析も容易に行え、経営判断に役立つデータをリアルタイムで確認できる点も大きなメリットです。
POSレジの導入・入れ替えを検討している事業者の方は、多機能かつ柔軟な運用が可能なリアレジの活用を検討してみてはいかがでしょうか。既存のデバイスを活用できるコスト面でのメリットと、様々な業種に対応できる機能性の高さは、DX推進を目指す現代の事業者にとって大きな武器となるでしょう。